風土病と平地アレルギー

北海道には特有の風土病があるらしい。それはシラカバ花粉による口腔アレルギー。この花粉症になると生のフルーツが食べれなくなるらしく、スギ花粉よりも厄介なんだとか…。わたしの周りに北海道に移住したいと話す友人が数名思い当たったので、その際は気を付けてほしいものだ。

長崎の風土病について考えてみた。
おそらく長崎県というよりは長崎市(市街地)に生まれ、そこに住まう人に発症する、平地アレルギーであろう。
わたしは生まれてこのかた長崎市内で過ごしてきたので、佐賀や福岡、山口、北海道、東京など県外どころか県内の諫早や大村といった場所ですら、発症してしまう。とにかく平地に違和感を感じ、この上ない不安にかられ、ひどいときは腹痛などにまで発展してしまう。

どこまでも続く真っ直ぐな道や、規則的に格子状に並ぶ建物、山が見えない田園風景といった環境は長崎市内に存在しない。全国的にこれらの環境が一般的だとしても長崎のわたしにすれば恐ろしいのだ。無限に空間が続いているようでとても把握しきれない。
山を!山でわたしを囲んで!!
と思うのであります。

以上平地アレルギーの戯言でした。
つづく。

新年度、無職

日々のこと、暮らしの中のもの

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