休日の過ごし方

先月の無職生活ですっかりなまった体は、そんなに忙しくない業務でも三連勤でへばってしまうようです。
汗水流して平日出勤されてる方々には頭があがらないんですけど、どうも精神的余裕を優先させたいわたしは不謹慎なれど「はたらきたくない」!
なんか来年度も無職やってそう。それはそれでいいかも。

さて。
今日は三連勤と三連勤の間にある貴重な1日お休みデーでした。
疲れてるけど明後日のために家でゆっくりしようかと思っていましたが
会社に提出する書類の締め切りが明日までなのに書類がまだ揃ってないし午前中に速達で送らないと間に合わないなどといった状況だったので家を出ざるを得ず。
その前に歴史文化博物館で開催している篠山紀信展へのお誘いがあったので、バタバタと郵便局へ駆け込み、無事提出後、博物館へダッシュで向かうという騒がしい午前を過ごしました。

篠山紀信さんといえばこの写真は目にしたことがあるはず。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコ。
この写真展ではポートレートをテーマに分けて展示してあるのですが、とにかく壁のように大きい作品にただただ圧倒されるばかり。
出口へ向かう頃にはエネルギーを使ったかのようにヘロヘロになっていました。なので印象に強く残った作品は数点しかないです。
強烈でした。

そのあとはあまり時間がなかったのでサラッと常設展を見て、勝山町のルカンでヒレカツ定食を食べました。至福。

お腹いっぱいになったあとはとりあえず歩くか、と思い県美術館までテクテク。年間パスポートを持っているので常設展かミュシャ展でも、と考えたけれどもすでに膨大な情報量の展示を観たあとではとても向き合えなさそう。
ならば!とミュージアムショップの奥にある本コーナーで東松照明さんと奈良原一高さんの写真集を眺めました。

そんなに人がいないので集中して読めるし、なんせ本のチョイスがさすが美術館。最高の読書スペースです。

そんなこんなで1時間半滞在。
水辺の森公園でしばし途方に暮れる。
まだ休日は終わらない。

次は大浦天主堂からほど近い南山手美術館にて館長さんのお話会へ。
毎月1回開催されるこの会は、貴重な長崎の画家による絵や地図や資料を見ながら歴史について学べるのですが、毎回館長さんの知識量にはとても驚かされます。脱帽。
鎖国時代唯一海外に開かれていた長崎は、歴史あり文化ありで、知れば知るほど面白い。そしてそれを聞くたび長崎への愛はますます深まるわけです。

気付けばなんと、1日博物館と美術館にいるというかなり文化的な休日を過ごしていました。
感性刺激しまくり。
でも思えば家で過ごすより、外界からの刺激があることでいろんなことを考えることができて、心の回復というか、充電されたような満たされた気分になっています。
こんな休日の過ごし方も悪くない。
むしろスバラシイのではないか!
などと興奮してブログを書いてるわけですが、いつもより夜更かし気味なので明日の仕事が心配です。
たとえ眠くなっても乗り切る!
また頑張る三連勤!

そんな休日でした。
おやすみなさい。
つづく。

新年度、無職

日々のこと、暮らしの中のもの

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