ナイトピクニックイズグッド

ナイトピクニック。

夜の浜辺。波音と夜風。羽虫。

わたしが消しゴムを彫ってつくったハンコを押しただけのピクニックセットに、友人がごはんをつめて持ってきてくれた。コーヒーも一緒に。

砂浜にチェック柄の布を広げて、海を見つめながら食べるごはんは格別だった。デザートはスイカ。夏が待ち遠しくなる。

雨がポツリとくるまで、いろんな話をした。なにも気張らず、ありのまま話せる楽さ。楽しさ。他愛ない話も時折ハッとさせられて、なんだかわくわくする。

またピクニックをする約束をして、帰りのドライブ。山道と集落を繰り返し通り過ぎ、どこへ向かっているのかわからなかったのになぜか不安はなくて、進み続けると結果来た道へ遠回りして戻ってきたので笑ってしまった。

最近の口癖は「最高」

多用するもんじゃないけど、どうもこれ以上の表現ができないらしく、些細なことも大それたこともすぐに琴線に触れる。

日々、最高と思える。

これからも日々駆けるぞ。

さらなる最高を見つけていくぞ。

つづく。