自治会にはいりました

一人暮らし生活、1年目。
窓から見る景色が一周して、知っていることが増えた。あの家の庭にはツツジが咲いてるとか、あそこにイチョウの木があるから秋は綺麗だとか、いつもあの通路にネコが座ってるとか。
無職なので昼間っから窓を開けてぼんやり外を見ていると、例の「いつも通路にいるネコ」を見つけた作業服のおっちゃんが、不意にしゃがんでネコを呼んでいた。癒された。ちなみにネコは逃げた。

景色の知っていることは増えても、意外と隣人のことがわからない。というか会ったことすらない。気配はある。
人がわからないというのはなかなか怖いもので、一人暮らししていると不安な部分ではある。

今更ながらちょこっと自己紹介すると、今住んでいる町で空き家を活用する団体に所属している。空き家だった家をちょっと手を入れてイベントスペースにして運営などをしているのだが、その関係で地域のまちづくり協議会にも参加をしている。
先日総会があり、自治会長さんたちが集まる中、日頃お世話になっている連合自治会長さんから協議会の事務局員として任命いただいた。だがそのあと住んでいる町の自治会長さんから「どこのもんかも知らんとに、はよ自治会に入らんか」と怒られてしまったのだった。言われたのは会議の後ではあったが、いやはや地域に面目が立たない。地域で活動するには自治会に入るのが手っ取り早いというのを肌身で感じた。

というわけで早速(時間は腐るほどあるので)班長さん宅へお邪魔し、書類に記入後回覧板を渡された。
ようやく自治会に入れたぞ〜!という喜びで帰りの足取りは軽かった。ただ自治会費3600円(1年分)は無職のわたしには痛かった。

回覧板を見ると、誰からわたしに回って、誰に回せばいいのか名簿があった。地域の人にぐっと近づける予感である…。近所の人の顔がわかるとか、知っているという安心感もまた住みやすさに繋がるなぁとしみじみ思うのであった。
今日はちいさな客船が来ていた。
今年もたくさん客船が来るらしい。
つづく。

↓先述の団体の詳細はこちらから。

新年度、無職

日々のこと、暮らしの中のもの

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